艇31711, 艇31688, 艇31522に救済を与えない 。

SI 23.1は［DP］と表記されている規則である。
裁量ペナルティのガイドラインに基づき、プロテスト委員会は出発点のバンド及びペナルティーを下記に決定した。
 
鹿屋体育大学の支援者艇（TORNADE）と福岡大学の支援者艇（涼）に対しては、出発点として支援者に対するバンド1（翌日、定められた場所で錨泊。支援者には警告。）が決定された。
違反行為は1回目であり深く反省しており、レース艇や運営艇に妨害を与えなかったため、ペナルティは軽減された。
ペナルティーの加重が妥当であるとする事情はなかった。
鹿屋体育大学と福岡大学の支援者にペナルティーとして警告を与える。
 
九州大学の支援者艇（YAMAHA AS-21）に対しては、出発点として支援者に対するバンド1（翌日、定められた場所で錨泊。支援者には警告。）が決定された。
違反行為は1回目であり深く反省していた。
一方、レース艇に大きな影響は与えなかったが実際にスタートライン付近で引き波を立てたので、ペナルティを軽減すべき事情はなかった。
ペナルティーの加重が妥当であるとする事情はなかった。
九州大学の支援者にペナルティーとして警告を与えると共に、支援者艇は大会３日目の全てのレースにおいて、スタートエリアの風下100m以上の位置で錨泊とする。 

支援者が支援する艇(九州大学 JPN 4832, JPN 4814, JPN 4717, JPN 31557, JPN 31873, JPN 31272), (福岡大学JPN 4855, JPN 4808, JPN 4750, JPN 31711, JPN 31688, JPN 31522), (鹿屋体育大学JPN 30348, JPN 30917, JPN 30104)は、上記支援者によるさらなる違反があれば、艇にペナルティーが課せられる可能性があることを警告する。 この事を公式掲示板に掲示する。

九州大学、鹿屋体育大学、福岡大学の支援者に警告を与える。加えて九州大学支援者艇は大会３日目の全てのレースにおいて、スタートエリアの風下100m以上の位置で錨泊とする。

艇30104は調停により、第1レースの成績を＋30%とするレース後ペナルティーを受け入れた。

プロテスト委員会は抗議の取り下げを認めた。